いまさら聞けない「大麦と小麦の違い」

みなさんこんにちは。

今回は前回の記事の最後に気になってしまった、

「小麦」と「大麦」は何が違うのか??

という疑問について調べてみました。


毎度おなじみ(笑)、結論から言ってしまうと……




含まれているタンパク質が違った!?



です。


今回の内容は、聞き流すだけでOK!
早口動画を作成しましたので、

記事を読むのが面倒!

っていうかスクロールが面倒!

時間がない!

という方は動画をどうぞ(笑)

---------------------------------


ではでは。

麦飯に使われている麦とは「大麦」になります。


「あれ?小麦ではだめなの?」


「小麦粉とかダイエットの敵でしょ?」


などと思われた方々もいらっしゃると思います。



そこで今回は


「大麦と小麦はなにが違うのか?」


ということについてまとめてみました。




◎まずはムギについて


みなさんもご存じのように、ムギは世界中で栽培されている重要な穀物です。


食料としてだけではなく、飼料等にも利用されますね。


一口にムギと言っても、小麦、大麦、ライ麦…と


その種類は豊富です。ムギ類ですが、なんと


イネ科の植物なのです。お米の親戚ですね。



”大”麦? ”小”麦?


なぜ?に分かれているのでしょうか?


ムギの粒の大きさが違う?


最初が”大”で、後からが”小”?



実はムギの粒の大きさはあまり変わらない様です。


むしろ、品種によりますが、日本で栽培されている


大麦は、小麦よりも背丈が低い様です。


では何が”大”かというと、



「葉っぱ」



です。大麦の方が「葉っぱ」が大きく見えます。


そんな分け方です(笑)(一説ですが)




◎大麦と小麦の用途の違い


ここからが本題。


大麦と小麦の違いについて。知りたいのは食べ方でしょう!



例えば、みなさんご存じ、うどんパスタ等の麺パンなどは


必ず小麦で作られますし、先にご紹介した麦飯は必ず大麦作ります。



もし仮に、大麦でパンを作ったとしたら……


ひび割れを起こした固いパンになります。



では小麦で麦飯を作ったら……


お好み焼き小麦粉だし美味しいでしょう??


ですが、小麦ご飯はパサパサしたものとなってしまいます。



似ているのに何が違うのか?


大麦にはパンをふっくらさせるためのグルテン全く含まれておらず、

また小麦は大麦ほど水分を吸収する力が弱いため、パサパサになってしまいます。




◎大麦と小麦の成分の違い


 大麦と小麦の成分はよく似ています。


 大麦は小麦と比べると食物繊維がやや多く、


灰分、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、


ニコチン酸などがやや多くあります。


 大麦の成分で1番多いのがデンプンで、


2番目に多いのがタンパク質です。


 このタンパク質が小麦では粘りが有り、


パンや麺類に適しているグルテンです。


大麦ではホルデインと呼ばれる粘りのないタンパク質となります。


粘りがないので麺にしたときにボソボソとなり、ちぎれてしまいます。


パンにしたときには膨らまずひび割れて堅いものとなってしまいます。



それぞれに適した調理・料理があるわけですね。




◎麦飯がなぜ良いか?


 なぜ大麦なのか?


 なぜ麦飯なのか?


 それは一つに食物繊維の量が優秀と言うところになります。


 先ほど「小麦と大麦で成分は似ている。


食物繊維も大麦の方がやや多い」と言いました。



じゃあ小麦も良いじゃない?

お好み焼き!たこ焼き!パスタ! 万歳!!



とは残念ながらいかないのですよ…orz


お好み焼きなどの材料は「小麦粉」


小麦を粉にしたものですね。


そう、残念ながら粉にする過程で大事な食物繊維をはぎ取ってしまっているのです!



ですので、食物繊維の量は100グラムあたり


大麦  約9グラム


小麦粉 約3グラム


3倍くらい違います。


そして、大麦には水溶性食物繊維(水に溶ける)


不溶性食物繊維水に溶けない)


がバランス良く含まれています。


この辺は以前の動画にもまとめてありますので、


そちらをご覧下さい。




◎お米との相性は?


 大麦(押し麦)の香りがダメという方もいると思います。


 確かに慣れない麦臭さがありますね。


ですが、最近の押し麦は以前に比べると臭くないですよ。

それと香りが苦手な方はお米に混ぜ量を減らしたり、雑穀米のように他の雑穀も一緒に混ぜると良いです。



 そして栄養面でのお米との相性ですが……




抜群です!!


そう!抜群なのです!



お米に含まれない、もしくは少ない栄養素大麦が補ってくれるのです。


それだけではなく、例えば大麦に含まれる


「ビタミンB1」


ビタミンB1は


”各種酵素の補酵素として働き、糖質および分岐鎖アミノ酸の代謝に不可欠である。

欠乏により倦怠感、食欲不振、浮腫を伴う脚気、ウェルニッケ脳症になることもある。”



難しいですよね?


簡単に言うと、


お米に含まれる糖質を効率よく燃やして


エネルギーに変換して使うために必要不可欠


栄養素です。


そう!糖質(炭水化物)を燃やすのに必要なのです!!


お米にはほとんど含まれていません!


ビタミンB1をお米と一緒に摂ると、効率よく


糖質を燃やしてくれるのです!



また先ほどから出ている食物繊維!


これが一緒に食べたものをコーティングして胃腸に運んでくれるので吸収が穏やかになります。


つまり……血糖値の上昇が穏やかになります。


また、不溶性食物繊維が絡め取った分の一部は消化されにくくなるためにそのままお通じへと流れていきます。


う~~~ん!食物繊維万歳!




◎まとめ


 ☆大麦と小麦の違い


 含まれるタンパク質の種類が違う


   大麦  粘りのないタンパク質


   小麦  粘りのあるタンパク質


 この粘りけの違いによって適した料理が違ってきます。



 ☆押し麦(大麦)と小麦の違い


 含まれる食物繊維の量が違う。


   大麦の方が約3倍くらい多い。

   小麦にする段階で食物繊維の塊(”ふすま”という)をはがしてしまうから。


 ☆なぜ麦飯が良いのか?


  お米に含まれない or 足りない栄養素が大麦には豊富。

  

  特におすすめなのがビタミンB1食物繊維


  ビタミンB1は糖質を効率よく燃やすために必要不可欠。


  食物繊維が一緒に食べたものをコーティングし、消化吸収が穏やかになる。


  もちろんお通じ改善にも!




みなさん!どうでしょうか??


もう大麦を食べない理由が見つからない!!


良いことずくめで悪いことはない!!



…っといきたいのですが、デメリットも。


当然ながら麦アレルギーの方はダメです。


どんなに良くても食べないで下さい。

(もしくはかかりつけ医にご相談下さい。)


 いくら良くても食べ過ぎは良くないです。


 食物繊維の取り過ぎで便が硬くなることもあります。

また水分もしっかり摂ることが大切です。



ですが!これらのことを気をつければ、非常にお手軽で良い食材ですので、


みなさんも麦飯を楽しんで下さい!


美味しいですよ。


私は大好きです(笑)



----------------


今回はここまで。


次回はいよいよ